出っ歯と歯のデコボコ(叢生)をワイヤー矯正とアンカースクリューで治療した症例

横浜市瀬谷区の瀬谷矯正歯科です。今回は、出っ歯と歯のデコボコを主訴に来院された20代の患者さまの症例をご紹介します。

本症例は、上下の前歯に「デコボコ」を認めるとともに、上の前歯が著しく前方に出ている「出っ歯」な噛み合せも気にされていました。歯が重なり合った部分は歯ブラシが届きにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まりやすい歯並びです。

治療は、ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)を希望されました。歯を並べるスペースを確保し前歯を後方へ移動させるため、上顎両側第一小臼歯・下顎両側第二小臼歯の抜歯を行いました。加えて、上顎臼歯の固定を強化し前歯を効率よく後方に移動させるため、口蓋に歯科矯正用アンカースクリューを併用しました。

治療期間中は、毎月の通院と日々の歯磨きにも継続して取り組んでいただき、25ヶ月で治療を終えることができました。その結果、前歯のデコボコと突出感が改善され、上下の歯がしっかりと噛み合う、良好な咬合状態となりました。

矯正歯科治療では、同じ「出っ歯」や「デコボコ」な噛み合せであっても、歯の位置や顎の骨の状態によって治療方針が異なります。抜歯・非抜歯、ワイヤー・マウスピースなどの治療方法も、患者さま一人ひとりの状態やライフスタイルまで確認したうえで検討することが大切です。

瀬谷矯正歯科では、精密検査の結果をもとに治療方針をご説明し、患者さんと相談しながら治療計画を決定しています。

目次

出っ歯・歯のデコボコ(叢生)症例の概要

Before

After

主訴出っ歯と歯のデコボコを治したい
診断名叢生
治療開始年齢21歳4ヶ月
治療に用いた主な装置ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)、歯科矯正用アンカースクリュー
抜歯部位上顎両側第一小臼歯、下顎両側第二小臼歯
治療期間25ヶ月
治療費概算(税込)896,500円(基本料 770,000円+処置料 126,500円)

※ 矯正歯科治療は公的健康保険の対象外の自由(自費)診療となります。
※ 治療期間・治療費は患者さまの症状により異なります。

本症例のリスク・副作用

  • 装置を装着した後しばらくは、違和感や痛みが生じることがあります。一般的には数日〜1、2週間で慣れてきます。
  • 抜歯を伴う治療のため、抜歯後に痛みや腫れが生じることがあります。
  • 歯科矯正用アンカースクリューが緩んだり脱落したりすることがあり、その場合は再度の植立が必要になることがあります。
  • 装置の周囲に食物が溜まりやすく歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病のリスクが高まります。適切な歯磨きと定期的な通院が必要です。
  • 歯を動かすことにより、歯根が吸収して短くなることや、歯肉がやせて下がることがあります。
  • 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 動的治療終了後、保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや咬み合わせの「後戻り」が生じる可能性があります。

出っ歯・歯のデコボコを放置するとどうなる?

出っ歯や歯のデコボコは見た目の問題だけではありません。歯が重なり合った部分は歯ブラシが届きにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。また、前歯が前方に出ていると、口が閉じづらく口腔内が乾燥しやすい、転倒時などに前歯を損傷しやすいといった影響も指摘されています。

症状の程度や年齢によって、適した治療法は異なります。出っ歯や歯並びのデコボコが気になる方は、まずは初診相談でご自身の状態を確認することをおすすめします。

横浜市瀬谷区での出っ歯・歯のデコボコのご相談は瀬谷矯正歯科へ

瀬谷矯正歯科では、初診相談を行っています。あなたの歯並びの状態を診察したうえで、治療の選択肢・期間・費用について丁寧にご説明します。

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この記事を書いた人

紙本 裕幸のアバター 紙本 裕幸 瀬谷矯正歯科 院長

瀬谷矯正歯科 院長。歯科医師、博士(歯学)。
徳島大学歯学部卒業後、東京大学医学部附属病院にて臨床研修、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科(顎顔面矯正学分野)博士課程修了。
同大学歯学部附属病院矯正歯科外来にて特任助教、大学院非常勤講師を務める。
2025年6月ひらの矯正歯科院長就任、2026年8月瀬谷矯正歯科へ名称変更。

日本矯正歯科学会認定医。所属学会:日本矯正歯科学会、東京矯正歯科学会。

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