反対咬合(受け口)をワイヤー矯正で治療した症例

反対咬合(受け口)をワイヤー矯正で治療した症例

横浜市瀬谷区の瀬谷矯正歯科です。今回は、受け口を主訴に来院された20代の患者さまの症例をご紹介します。

反対咬合(はんたいこうごう)とは、下の歯が上の歯よりも前に出ている状態で、一般的に「受け口」と呼ばれます。食べ物が噛み切りにくい、発音が不明瞭になりやすいなど、機能面への影響が出やすい歯並びです。

前歯部には反対咬合を認め、低位舌という舌癖により下顎前歯を舌で押してしまう習慣があり、下顎の前歯部には空隙が生じている状態でした。

治療は、ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)を希望され、非抜歯で治療を進めました。

治療期間中は、口腔筋機能療法(MFT:Oral Myofunctional Therapy)にも積極的に取り組んでいたき、正しい舌の位置や使い方の習得を目指しました。その結果、治療後も著しい後戻りを認めることなく、現在も比較的安定した咬合を維持しています。

目次

反対咬合(受け口)症例の概要

Before

After

主訴受け口を治したい
診断名反対咬合
治療開始年齢26歳4ヶ月
治療に用いた主な装置ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)
抜歯部位非抜歯
治療期間18ヶ月
治療費概算(税込)869,000円(基本料 770,000円+処置料 99,000円)

※ 矯正歯科治療は公的健康保険の対象外の自由(自費)診療となります。
※ 治療期間・治療費は患者さまの症状により異なります。

反対咬合(受け口)のリスク・副作用

  • 装置を装着した後しばらくは、違和感や痛みが生じることがあります。一般的には数日〜1、2週間で慣れてきます。
  • 装置の周囲に食物が溜まりやすく歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病のリスクが高まります。適切な歯磨きと定期的な通院が必要です。
  • 歯を動かすことにより、歯根が吸収して短くなることや、歯肉がやせて下がることがあります。
  • 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 治療中に顎関節の痛みや音が鳴るなどの症状が生じることがあります。
  • 動的治療終了後、保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや咬み合わせの「後戻り」が生じる可能性があります。

反対咬合を放置するとどうなる?

反対咬合は、前歯で食べ物を噛み切りにくい、サ行・タ行の発音が不明瞭になりやすいといった機能面への影響に加え、咬み合わせの不調和により顎関節へ負担がかかることがあります。

症状の程度や年齢によって、適した治療法は異なります。受け口が気になる方は、まずは初診相談でご自身の状態を確認することをおすすめします。

反対咬合(受け口)のご相談はお気軽に

瀬谷矯正歯科では、初診相談を行っています。あなたの歯並びの状態を診察したうえで、治療の選択肢・期間・費用について丁寧にご説明します。

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この記事を書いた人

紙本 裕幸のアバター 紙本 裕幸 瀬谷矯正歯科 院長

瀬谷矯正歯科 院長。歯科医師、博士(歯学)。
徳島大学歯学部卒業後、東京大学医学部附属病院にて臨床研修、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科(顎顔面矯正学分野)博士課程修了。
同大学歯学部附属病院矯正歯科外来にて特任助教、大学院非常勤講師を務める。
2025年6月ひらの矯正歯科院長就任、2026年8月瀬谷矯正歯科へ名称変更。

日本矯正歯科学会認定医。所属学会:日本矯正歯科学会、東京矯正歯科学会。

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